野外令には「人事」についても書いてある〜陸自の作戦における人事は企業戦略の人事にも適用できます!
野外令は指揮・運用の基本的原則を解説したものですが 野外令とは、国土防衛作戦における諸職種連合部隊の指揮・運用の基本的原則が記されたものです。だから、戦いの原理・原則事項、攻撃や防御といった戦術行動について記述されている […]
「陸自の個人装備品は貧弱」という報道について、元自衛官として思うこと
被災地の自衛隊の装備品ボロボロ 1月1日に発生した能登半島地震に伴い、多くの自衛官が被災地に派遣され活動していますが、1月14日付の写真週刊誌FLASHのweb記事に『「靴の中はずっとぐちゃぐちゃ」能登半島地震で災害派遣 […]
能登半島地震に伴う災害派遣〜自衛隊は戦力を逐次投入したのか?という疑問に答えます。
立憲民主党の議員が「逐次投入」と批判 まずは1月1日に能登半島で発生した大地震によりお亡くなりになられた方々に対しまして、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 1月6日付の東京 […]
どう戦うべきか?を決める作戦見積〜全ての要因を検討して最良の行動方針を導き出す
作戦見積とは? これまで地域見積、情報見積を解説してきましたが、今回はいよいよ作戦見積について解説します。 作戦見積とは何なのか?名前の雰囲気から、作戦を立てるための見積もりっぽい? その通りです。この見積の結論はそのま […]
陸上自衛隊の地域見積〜他の見積の基盤、地域の特性がお互いの戦術行動に及ぼす影響を解明
あらゆる見積の基盤 以前に情報見積に関する記事を書きましたが、その中で少しだけ地域見積に触れました。(その時の記事はこちら→陸上自衛隊の情報見積〜競合分析も緊急事態対応もこれを応用すればバッチリ?!)でも、戦術の思考過程 […]
宮古島での陸自ヘリコプター航空事故〜奇想天外な事故原因の憶測の中で接待飛行は絶対にないと思う理由
事故原因に関する憶測 もうすでにかなりの報道があり、最近では顕著な動きが少ないためか、あまりニュースになることはありませんが、4月6日、陸上自衛隊の第8飛行隊所属のヘリコプターが墜落し、6名が死亡、4名が行方不明という痛 […]
令和5年度以降は富士総合火力演習の一般公開は中止〜陸上自衛隊は本気で「戦う」ことを考え始めた!
令和5年度以降はライブ配信へ 3月31日の産経新聞のサイトに、「陸自の富士総合火力演習、令和5年度以降は一般公開せず」とのニュースが掲載されていました。元ネタは、陸上自衛隊のホームページに記載されていた以下のプレスリリー […]
できるリーダーになるためには〜リーダーになる前に徹底したフォロワーシップの経験を積むことも大事です!
最初からリーダーはいない?! 本屋さんで見かけるリーダシップ本のほとんどは、リーダーになってからのことが書かれています。「理想のリーダーは」とか、「リーダーとしての心得」とか、そいう内容のものが多いですよね。でも、「リー […]
ニュース解説:戦争の報道でいつも感じる違和感〜ジャベリンにHIMARS、「これさえあれば」はありません!
ジャベリンとHIMARS、でも結局戦車 1月22日の朝日新聞デジタルに、「バルト3国外相ら一斉ツイート、ドイツに戦車提供求める」という記事が掲載されていました。 バルト3国のエストニア、ラトビア、リトアニアの外相が21日 […]
ニュース解説:ウクライナ軍が最高とされる旅団を予備隊として投入〜最高の部隊なのになぜ予備?
ウクライナ軍がアウジーイウカに予備隊投入か 2024年2月13日付のForbes JapanのWebサイトに、「アウジーイウカ救援へウクライナ軍が予備の部隊投入か 「徹底抗戦」決断の可能性」と題される記事が掲載されていま […]